「メインホールでスピリチュアル・ヒーリングの体験談を聞いていた時、カーサの係員が私に第二の部屋までついてくるように言った。そこでは、霊に取り込まれたミディアム・ジョアンが、霊的麻酔をかけられ、車椅子に座っているブラジル先住民の女性のそばに立っていた。
霊はジョアン霊媒を通して、その女性の左下腹壁を4センチほど切開するよう私に指示した。霊はジョアン霊媒を通じて、二人を見ることなくまっすぐな針に白木綿の糸を通し、器具トレイから取り出したニードルドライバーで糸を通した針をつかんで私に渡した。
トレーをちらっと見たが、縫合時に切開の端をつかむ親指用の鉗子は見当たらなかった。私は女性の前の床にひざまずき、切開した部分を閉じ始めた。針はとても鈍く、皮膚はとても厚かったので、私は空いた手で切開の端を針の上から押さなければならなかった。切開創を閉じるのに十分な糸がないのではないかと心配になり、私はロック式マットレスステッチを使った。
皮膚が分厚く、親指を立てる鉗子もなかったため、縫合糸と切開端の位置を揃えるのにかなり苦労した。しかし、切開を閉じた後、縫合位置と皮膚の端が完全に一致し、切開がすでに治癒していることがわかりました。
霊の麻酔から回復するため、付き添いの者がその女性を医務室に運び出した後、霊は私に、今私が『アメリカの医師』として何をし、何を見たのかを、その場にいた全員に聞こえるように説明させた。
拙著より引用、 霊は神の癒しを助ける