ドム・イナシオの守護者

カサの滝でまたとんでもないハプニングが起きた。

ポトゥーと呼ばれる鳥が、滝の真後ろ、水が流れている後ろの小さな棚がある目の高さに巣を作っていた。水しぶきでとても湿っている。そして、この小さな巣には白い卵がひとつだけある。

コモン・ポトゥーの歌は、アメリカの熱帯地方で最も心にしみる美しい鳴き声のひとつと言われている。この歌は、最大8つの哀愁を帯びた慟哭や嘆きのような下降音で構成され、大音量で始まり、音量が小さくなるにつれてスライディング・ステップで徐々に音程が下がっていく。

この一匹のポトーは、かなり長い間そこにいる。...かれこれ1年以上(2021年以降)、湿気の多い場所にもかかわらず、とても居心地がよく、ほとんどの時間くつろいでいる。一個の卵は新しく追加されたもので、鳥がいつもそこにいるわけではないので、卵は露出していて、斑点がありとても白い。

ドン・イナシオと並んで、この地域全体の守護神のようだ。

以下はウィキペディアからの情報である。

ポトス(Nyctibiidae科)は、ヨタカやカエル口に近縁の鳥類である。鳴き声にちなんで、プアーミーオーンと呼ばれることもある。熱帯の中南米には、1属7種のNyctibiusがいる。

ポトーは夜行性の食虫で、ナイトジャーのように口の周りに剛毛がない。モズやヒタキと同じように止まり木に止まって狩りをする。日中は木の切り株に直立し、切り株の一部のようにカモフラージュしている。卵は切り株の上に直接産み付けられる。

この生き物は、そのうるうるした小さな目で慕われ、また恐れられている。マヤ神話では、ポトーは吉兆であろうとなかろうと変化の前兆とみなされ、その目を長く見つめると神々の怒りを買うとされていた。儀式によっては、よく育てられたポトーは供え物として生贄に捧げられた。

滝では写真を撮ることができないので、ネットでこの小さな友人に最も近いものを見つけた。背は小さいが、エネルギーは大きい。

私たちがカーサ・エンティティにどれだけ愛されているかを、またひとつ思い知らされた。

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